2022/11/02
グリーン・プロジェクト – 観音ビーチ清掃活動
Chain-Rayは、黒潮海洋教育財団(Kuroshio Ocean Education Foundation)のCEO、林東良(Dong-Liang Lin)氏が「海洋ごみと日常生活」への参加提案を受け入れてくださったことを光栄に思います。 同財団は長期にわたるビーチクリーンやマイクロプラスチックの調査を通じて、海洋ごみと日常生活とのつながりを明らかにしています。自然環境への影響を減らすため、これらの調査でプラスチックの発生源を突き止めるとともに、人間が母なる自然と調和して生きるという思想を広めたいと考えています。清掃活動の前、林氏は私たち一人ひとりが適切なリサイクルやごみの分別を実践しているかどうかを振り返るべきだと述べました。利便性や単なる怠慢から使い捨てのプラスチック製カトラリーを使っていないか、外食時に使い捨て容器を使用していないか、考えてみましょう。ストローやペットボトル、ビニール袋、さらには私たちが使う洗浄用品やメンテナンス製品に含まれるプラスチック粒子までもが、知らず知らずのうちに多くの海洋生物の命を奪い、海洋環境に取り返しのつかないダメージを与えている可能性があります。
果てしない海岸線は、無数の様々な種類のごみであふれています。満ち潮や波がこれらのごみを果てしない海へと運んでいきます。海洋生物はビニール袋を食べ、ペットボトルを住処と見なし、漁業廃棄物の釣り糸や網に絡まってしまうことさえあります。人間の一瞬の便利さが海洋環境に致命的な影響を与えているのです。 ではここで問いたいのは、「どのようにして深刻な汚染から海の世界を救えるのか?」ということです。この問いへの答えは、世界中が直面すべき課題です。
9月24日、Chain-Rayは2022年の第2回「Green Project」を実施し、全メンバーとその家族、友人を招いてこの清掃活動に参加し、実践を通じて海に敬意を表しました。非常に強い風や砂、雨で視界が悪い状況でしたが、プラスチック製品、医療廃棄物、発泡スチロール、ナイロンロープなどの廃棄物にあふれた海岸を無視することはできませんでした。しかし365キログラムのごみを拾ったにもかかわらず、浜辺にはまだ数え切れないほどのごみが散乱しており、プラスチック削減の必要性を改めて考えさせられました。
講座「Marine Debris and Life」で述べられたように、日常生活の何気ない行動が海洋環境の命を救う行為になり得ます。ビーチクリーンは乱れた海岸線を徐々に元の姿に戻すことができますが、それ以上に日々の生活で人々が行う変化が重要です。使い捨てプラスチック製品を減らす習慣を身につけ、一時的な利便性への依存を断ち、リデュース・リユース・リサイクルの精神を実践することで、人々は環境の美しさと尊さを享受できます。同時に、地球を守り大切にするための行動を起こさなければなりません。私たちには地球はひとつしかないことは皆が知っている通り、だからこそ大切にすることが不可欠です!






